TVドラマ『自転しながら公転する』を観てから藤原季節さんが気になるので、2022年に公開された映画『わたし達はおとな』をNetflixで鑑賞いたしました。
あらすじ
大学でデザインの勉強をしている優実(木竜麻生)には、演劇サークルに所属する直哉(藤原季節)という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。悩みながらも優実は直哉に妊娠と、ある事実を告白する。直哉は将来自分の劇団を持ちたいと願っていた。現実を受け入れようとすればするほどふたりの想いや考えはすれ違っていく…。まるで隣の男女の生活を覗き見しているような不思議な映画体験で私達をスクリーンに釘付けにし、その切迫感と「圧倒的にリアリティのある日常」を突きつける本作。同じ時を過ごして、お互いを求めたあの時、そして今、お互いが分からなくなって…
過去と現在が行き来し、感情のグラデーションが胸に迫る、これまでに見たことのない恋愛映画が誕生した。〈出典:https://notheroinemovies.com/otona/〉
嘔吐恐怖症の方は注意して!!
わたし自身が軽い嘔吐恐怖症のため、主人公の女の子のつわりなどからくる嘔吐シーンが多く目を逸らすことが多くありました。
音あり、ブツあり、えずきありです。
感想
出会いからキラキラした交際期間と妊娠がわかってからの2人の間に歪みがうまれてしまっている時間が交互に映し出されます。こういった表現の映画は何度か観たことがありますが、どちらも大学時代のことなので、正直2人の容姿に大きな変化がなく、これは過去?これは現在?と戸惑うところがありました。
夢を追い定職につくつもりがないモラハラ男と初めての彼氏に甲斐甲斐しく尽くしすぎてしまう世間知らずな女の子、、、どちらもおとなとは言えなくて若かりし日の揉め事を思い出しては胸が痛くなりました。
定職につかない夢追い人が藤原季節さんに合いすぎて長台詞で詰められる感じとか本当に嫌いになりそうでした。
終わったと思ったら言い合いの後のため息で始まるまた言い合いなんて経験がある方が多いのでは?
夢のような展開があるわけではありませんが、避妊をしない断る男とは関わるなという注意喚起にはなるかと思います。(かといって子どもと一緒に観られるかといったら微妙、、、)
ファンタジーや山あり谷ありな劇的な展開が好きな方には少し退屈かもしれませんが、1人で静かな夜に観るにはいいかと思います。
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