
2024年12月、あの『はたらく細胞』がまさかの実写映画化!
赤血球・白血球・キラーT細胞…といったおなじみのキャラクターたちが、CGと俳優の熱演で”本当に体内で生きているかのように”表現された本作。アニメ版のファンも多い作品なだけに、実写化にドキドキした方も多いのではないでしょうか?
2児を育てる母として、「子どもにも見せられる?」「気持ち悪くない?」「面白いの?」という目線で、本作の感想と見どころをお届けします!
目次
🎬 基本情報
- 作品名:映画『はたらく細胞』(実写版)
- 公開日:2024年12月公開
- 監督:武内英樹(『翔んで埼玉』など)
- キャスト:永野芽郁(赤血球)、佐藤健(白血球)、山本耕史(キラーT細胞)、松本若菜(マクロファージ)ほか
- 原作:清水茜『はたらく細胞』
- ジャンル:SF・医学・コメディ・アクション
✅ あらすじ(※ネタバレなし)
人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。
高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)は、父親の茂(阿部サダヲ)と二人暮らし。まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。親子でも体の中はえらい違いだった。仲良し親子のにぎやかな日常。しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める…。
漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?(公式サイトよりhttps://wwws.warnerbros.co.jp/saibou-movie/main.html)
嘔吐恐怖症の方でも観られる??
阿部サダヲさんと芦田愛菜さんの親子の体調の異変による体内の細胞の様子の映画なので、飲酒をする、お腹を下してトイレに駆け込むや、入院し放射線治療を行うなどのシーンがありますが、直接的な嘔吐シーンはありませんでした。
👪子どもと一緒に観ても大丈夫??
実写映画と聞いて少し心配だったのが、「グロくない?」「子どもが怖がらない?」という点。でも、そこはかなり配慮されています!
- ウイルスやバイキンは少し不気味ですが、完全にフィクション寄りで、仮面ライダーの敵役のようなビジュアル
- 血液や細胞描写も、アニメよりはリアルですが、不快感を抑えた演出
- 怖がりな子どもでなければ7歳前後~なら楽しめると思います(うちは8歳がギリOK、6歳にはまだ早い)
💡 見どころ&感想(※ネタバレ軽め)
▶ キャストの再現度が意外と高い!
最初は「えっ赤血球が永野芽郁!?」とびっくりしたけど、観てみると想像以上に自然でした。
佐藤健さん演じる白血球も表情が硬派でかっこよく、山本耕史さんのキラーT細胞の熱血ぶりも最高!
個人的には仲里依紗さんのN K細胞がかっこよくて好きでした。
▶ CG×実写の融合がうまい!
細胞の世界を実写でどう表現するのかと思いましたが、舞台セットとCGのバランスが絶妙。まるでテーマパークのような「体内都市」を歩いている気分になります。
▶ 教育的価値も健在
「免疫とは何か」「風邪をひくと体はどう戦うのか」といった仕組みもきちんと描かれていて、子どもにもわかりやすい。
エンタメとして楽しみながら、知識も得られるのが『はたらく細胞』の魅力ですね。
⚠ 気になった点(正直レビュー)
- ウイルスや免疫反応の演出が少し派手すぎて、基本的にはファンタジー寄り
- 後半原作のようなテンポの良さは、やや控えめ(小さい子には少し長く感じるかも)
- あまりにも名だたる俳優さん達がすごい特殊メイクでウイルスを演じているので「こんな人も!?こんな人も!?となってしまい少し意識が作品のストーリーから逸れることも(アニメファンは最初は違和感あるかも)
🎯 実写映画『はたらく細胞』はこんな人におすすめ!
- 家族で楽しめる映画を探している人
→ 子どもも理解できる内容で、グロ描写が少なく安心して観られます。 - アニメ版『はたらく細胞』が好きだった人
→ 実写ならではの再現とCGの迫力で、ファンも納得の仕上がり。 - 体のしくみや免疫に興味がある人・勉強中の学生さん
→ 楽しく学べて、医療・生物系の基礎知識にもつながります。 - 佐藤健さん、永野芽郁さんらキャストのファン
→ キャラクターの再現度も高く、推し俳優の新たな魅力が光る! - 感動よりも「おもしろくてためになる映画」が観たい人
→ シリアスすぎず、でも考えさせられる。バランスの良いエンタメです。
🌟 総評
⭐️⭐️⭐️⭐️☆(4.0/5.0)
実写映画としては十分満足度が高く、子どもと一緒に観ながら「からだってすごいね」と話せる一作です。
阿部サダヲさん、芦田愛菜さんという懐かしのマルモルタッグが親子役をしているのも実によかったです。
個人的には、「実写はちょっと…」と思っていた人にこそ見てほしい!
教育とエンタメがしっかり融合された、家族で楽しめる実写映画でした。
📝 まとめ
『はたらく細胞』の魅力は、「自分の身体を知る」ことが面白いと感じさせてくれるところ。
アニメも映画も、子どもにこそ観てほしいし、大人も思わず見入ってしまう作品です。
是非コミックス、アニメ、映画のお好みの方法で観ていただきたいです。
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