2024年2月に公開された土屋太鳳さん主演のサスペンス映画『マッチング』をゲオのオンラインレンタルサービスで鑑賞したので、軽度嘔吐恐怖症で2児の母の私がご紹介いたします。
あらすじ
ウェディングプランナーとして働く輪花は恋愛に奥手で、親友で同僚の尚美に勧められてマッチングアプリに登録することに。マッチングした相手・吐夢と会ってみたものの、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男だった。それ以来、吐夢は輪花のストーカーと化し、恐怖を感じた輪花は取引先であるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山に助けを求める。同じ頃、“アプリ婚”した夫婦を狙った連続殺人事件が起こる。輪花を取り巻く人々の本当の顔が次々と明らかになっていく中、輪花の身にも事件の魔の手が迫る。(映画.comよりhttps://eiga.com/movie/98254/)
嘔吐恐怖症の方は観られる??
嘔吐シーンありません。
少し主人公の父親が晩酌したりしますが、飲酒シーンも多くありませんし、遺体を見て気絶したりしますが、嘔吐を伴うような体調不良シーンはありません。
子どもと一緒に楽しめる??
映倫では特に年齢制限を設けておりませんでしたが、残酷な殺人のシーンが多くあり、小学生にはオススメできません。ただ、最近浸透しつつあるマッチングアプリなどで知らない人に会うということのリスクを荒療治的にお子さんに伝えたい!と思う方にはおすすめできる映画かと思います。
こんな方にオススメ
✳︎ゾクゾクするサイコサスペンスが好き
✳︎マッチングアプリに不審感を抱いたことがある
✳︎狂気的なストーカーに愛されたい
✳︎長年家族に言えない秘密がある
今回鑑賞に使用したのはこちらのサービス
私はネトフリ、TVerにないけど観たい!という映画などがあるときに利用しています。
まだ登録したことのない方には無料期間もあるので是非!
ネタバレあり感想
この映画は他の映画を映画館で観たときに予告で観て気になっていた作品で、ただ残酷なシーンが多かったとき映画館で観るのはしんどいかもと思い配信を待って鑑賞いたしました。
この映画を観るまではマッチングアプリによるゾクゾク系サスペンスかと思っていたのですが、想像以上に人が死ぬ25年間の怨念によるパニックサスペンスでした。
一見関係なさそうにみえる娘のマッチングアプリと25年前の父親の不倫、、、まさかのどんどんどんどん繋がりが見えてきて、そして関わる人が次々と残酷な方法で殺されていくのがとても恐怖でした。
金子ノブアキさんの影山も佐久間大介さんのトムも不気味でハラハラしましたが、なによりも斉藤由貴さんの節子が執念深くて怖くて狂っていて、、、あの斉藤由貴さんにしか出さないであろう、虚な感じと吹っ切れたような狂気がゾッとしました。
私自身マッチングアプリの経験がなく、ネット上でしか知らない人と実際に会うなんてと思っている人間ですが、同僚に勧められ初めて使ったマッチングアプリで、狂気的ストーカーのトムと出会いその後そのマッチングアプリのプログラマーの影山と出会う輪花を観ているとよりマッチングアプリへの恐怖心が沸きました。
ラスト輪花の父親は殺され、母親は心身喪失状態で保護され、節子と影山は逮捕され、かなり不気味なストーカーではありながらも身を挺して守ってくれたトムと一緒にいる輪花にやっと幸せが巡ってきたのか?と思いきや、結局トムも連続殺人鬼と匂わせて映画は終わります。
おそらくトムが捕まるのも時間の問題では?また輪花はどん底に落とされてしまうのかと思うと嫌〜な雰囲気で終わった映画でした。
殺人方法が残酷ですし、そもそも父親と節子の不倫から全てが始まっているので子どもと観るのはまだまだ先になりそうですが、安易にマッチングアプリで出会うことの抑止力になるかもしれない映画に感じました。
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