10年以上前に一度観たことがあったのですが、内容を忘れてしまったので、再鑑賞いたしました『イエスマン〜”YES”は人生のパスワード』。今回も軽度嘔吐恐怖症で2児の母の私目線でレビューしていきます。
あらすじ
「ノー」が口癖の人生に後ろ向きな男カールは、生き方を変えるために参加したセミナーで、「どんな事に対しても『イエス』と答えることが、意味のある人生を送るための唯一のルール」と教えられる。それから「イエス」を連発するようになったカールの運気は上がっていくのだが……。(映画.comよりhttps://eiga.com/movie/53530/)
嘔吐恐怖症の方は観られる?子どもと一緒には観られる?
直接的な嘔吐シーンはありませんが、友達とめちゃくちゃお酒を飲んで泥酔シーンがあり、翌朝トイレで目が覚めるというかなり嘔吐を連想させるシーンがあるので、嘔吐恐怖症の方にはあまりおすすめできる映画ではありませんでした。
13歳以上の鑑賞を推奨されていますが、泥酔シーンあり、近所のお婆さんとのベッドシーン?ありなので、ラストシーンは主人公のジム・キャリーも、講演会に来ている人全員お尻を露出しているシーンもあったので家族で観るのは少し気まずさを感じるところもあるかと思います。そもそも上記の理由から16〜18歳くらいからでもいいのではと感じました。
ネタバレありレビュー
離婚を機に全てをノーと答えるほど消極的で部屋に篭りっきりのカールが遂に親友を失いそうになったことがきっかけで全てをイエスと答えることで人生が上手くいく、自分自身にその誓いをたてるという自己啓発セミナーに行き、成り行きでその誓いをたてることになります。それから人からのどんな願いにもYESと答え、色々な場所へ出向き、いろいろと経験を積むことでびっくりする程人生は好転したようなりました。
朝まで遊べる友だちに若くて美人の彼女、重役への出世、びっくりするくらいカールの周囲は変化するのですが、些細な疑いから彼女にセミナーのことがバレ音信不通になることになりました。まぁ何言っても肯定していただけということを知ってしまったら本人の気持ちが見えなくなるのも当然過ぎる結果ですね。その彼女役が(500日)サマーのヒロインのズーイー・デシャネルですごくかわいい!
結果的には何も考えず全てを肯定するだけではなく、しっかり自分で考えときにはNOということも必要ということに気づいたカールは彼女とも復活しハッピーエンドとなります。
ところどころに散りばめられた下ネタは少し好きにはなれませんでしたが、基本的にはハッピーでかつ、いろいろなことに挑戦してみようという気持ちになったり今度は少し気乗りしない誘いにものってみようかなという気になって前向きな気持ちになれる映画でした。
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