【ある閉ざされた雪の山荘で】東野圭吾原作の劇団員たちの密室ミステリー

あ行

 

わたし
ゆる

東野圭吾さん原作を人気俳優揃いで映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』をレンタルにて鑑賞したので、軽度嘔吐恐怖症で、2児の母のわたしがご紹介します。

 

 

 

 

あらすじ

 

劇団に所属する役者7人に届いた、
4日間の合宿で行われる
最終オーディションへの招待状。
新作舞台の主演を争う最終選考で
彼らが“演じる”シナリオは、
【大雪で閉ざされた山荘】という
架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件

出口のない密室で一人、
また一人と消えていくメンバーたち。
果たしてこれは、フィクションか?
それとも本当の連続殺人か?
彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――(公式サイトhttps://happinet-phantom.com/tozayuki/)

↑今回はこちらのサービスをつかって鑑賞しました。

 

 

嘔吐恐怖症の方は観られる??

 

嘔吐シーンではありませんが、殺人事件が起きた後、死体を探すため井戸をのぞいた岡山天音さん演じる田所が口を押さえてえずくシーンがあるので、嘔吐恐怖症の方にはオススメできません。

 

 

子どもと一緒に観られる??

 

映倫では特に年齢制限を設けていません。過激なシーン、残虐なシーンはありませんが、次の劇の主役のためとはいえ劇団員達はすごくピリピリしていて、言い争いも多めですし、密室で次々と起こる事件の話なので中学生頃からなら楽しく観られるかと思います。

 

 

ネタバレあり感想

 

東野圭吾さん原作で、2重3重のトリックと知り、これは観なければ!!と配信を待たずにオンラインレンタルにて鑑賞したのですが、所々気になるところはありつつも、人気俳優だらけのミステリーは面白かったです。

 

登場人物全てが舞台俳優役ということもあってか他の作品で観るより演技が大きめに感じました。そして、人気劇団ということもあり主役級の華のある面々でした。

次の舞台の主役のための合宿で行われたのは、大雪で閉ざされた山荘で殺人事件が起きたときの探偵をやるというもので実際にどんどん消えていく劇団員達にこの合宿で起きていることは、フィクションか、現実かがわからなくたっているというストーリーでしたが、観ているこっちもどっちなのかハラハラしながら見守りました。

7人中4人は事情を知っているから逃げだしたり通報したりしないのは理解できましたが、見るからに異常事態なのに事情を知らない3人が外部と連絡をとらずエチュードを続けていく様が不思議で、それ程までに舞台の主役をとるということは譲れないことなのだろかと思いました。

また、この出来事のキッカケとなった森川葵さん演じる雅美の事故の原因の3人は何故わざわざ実家にまで出向いたのか、戸塚純貴さん演じる雨宮は西野七瀬さん演じる由梨江と付き合っていて?(好意があっただけ?)誘われたのだろうけど、堀田真由さん演じる温子と由梨江はなんの目的で??とかなり疑問でした。正直ただの嫌がらせとしか思えない、、、

 

ラストは実は誰も死んではいなくて和解したのち、主人公の重岡大毅さん演じる久我が演出して、この山荘での出来事自体が舞台となるというものでしたが、間宮祥太朗さん演じる本多の機転で雨宮、由梨江、温子の3人の命は助かったものの雅美は真剣に殺害を計画していたし、そもそもその3人(主に温子)の行動から下半身不随となる事故に遭うわけで、、、よく和解できるな、よく一緒に舞台とかできるなと感じてしまいました。

 

登場人物に共感できず、疑問もありましたが、3重のトリックがわかったときはスッキリしましたし、雅美の事故に関しても温子たちはキッカケではありますが、完全にタイミングが悪かったとしか言いようがない状況で3人が殺されてしまったらそれはそれで後味が悪かったと思うのでこのラストでよかったのかとも思います。

 

 

 

 

 

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