
好きな人の気持ちが見えてしまったら、あなたはその人に近づけますか?
映画『か「」く「」し「」ご「」と「」』は、他人の感情が見えるという特殊な力を持つ高校生が、その能力ゆえに恋から逃げてしまう姿を描いた青春ラブストーリーです。
住野よる原作ならではの繊細な心理描写と、静かな優しさが胸に残る一作です。
目次
✅基本情報

監督:中川駿
公開年:2024年
上映時間:115分
ジャンル:青春ラブストーリー
🎬あらすじ
高校生の京(奥平大兼)は、クラスの人気者・三木(出口夏希)に密かに想いを寄せている。しかし京は内気な性格に加え、「人の気持ちが見えてしまう力」を持っているため、彼女に近づくことを恐れていた。
もし近づけば、三木の本心が見えてしまうかもしれない——。
京はその不安から、三木の幼なじみであり親友のヅカ(佐野晶哉)を通して、彼女と距離を保とうとする。
だが、少しずつ関係が交差していく中で、京は「人の気持ちを知ること」と「人を好きになること」の意味に向き合っていく。
👀見どころ
奥平大兼の“静かな感情表現”
京というキャラクターは、多くを語らない。
奥平大兼は、視線や間、ためらいのある仕草だけで、心の揺れや恐れを丁寧に表現している。
言葉にしない感情が積み重なっていく演技は、本作の大きな魅力です。
「気持ちが見える」ことの残酷さ
本作は、能力をファンタジーとして消費しません。
人の本音が見えてしまうからこそ傷つくこと、知らない方が幸せな気持ちもあることを、静かに突きつけてきます。
「優しさとは何か」を考えさせられるテーマが、物語の根底に流れています。
住野よる原作らしい余白
説明しすぎない演出、答えを押しつけない結末。
観る人それぞれが、自分の経験と重ね合わせて受け取れる余白があります。
恋愛映画が苦手な人にも届きやすい、やさしい青春映画です。
🧑🧒子どもと一緒に観られる?
比較的観やすい作品です。
- 暴力的・刺激的な描写はほぼなし
- 恋愛表現も穏やか
- 感情表現が中心の物語
中学生以上であれば十分に一緒に観られる内容ですが、
小学生には心理描写がやや難しく感じられるかもしれません。
🌟どんな人におすすめ?
- 静かな青春映画が好きな人
- 住野よる原作作品が好きな人
- 奥平大兼・出口夏希の演技をじっくり観たい人
- 恋愛より「気持ちのすれ違い」を描く作品に惹かれる人
⚠️嘔吐恐怖症の方は観られる??
飲酒シーン、直接的な嘔吐シーンはありません。
修学旅行の場面で主人公の友人グループの一人が寝不足からの体調不良になることはありましたが、嘔吐を彷彿とさせるものではなかったかと思います。
📺配信情報(2026/2現在)
ゲオ宅配レンタル
映画、ドラマ、音楽などなど。お探しのタイトル、ここなら見つかるかも?「ゲオ宅配レンタル」 ![]()
原作
🕊️まとめ
映画『か「」く「」し「」ご「」と「」』は、「人の気持ちを知ること」と「人を好きになること」の難しさを、静かに、そして優しく描いた青春映画です。
派手な展開はありませんが、その分、感情の一つひとつが丁寧に積み重なり、観終わったあとにじんわりと心に残ります。
大きな声で語られない想いに耳を澄ませたい人に、ぜひ観てほしい一本です。


コメント