【きみの瞳が問いかけている】繋がる過去が切ないラブストーリー

か行

 

わたし
ゆる

2020年に吉高由里子さん、横浜流星さん主演で公開された『きみの瞳が問いかけている』を鑑賞したので、軽度嘔吐恐怖症で2児母の私がご紹介します。

 

 

 

 

あらすじ

 

目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな勘違いから出会った2人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした──かに見えた。
ある日、明香里は、誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、自身も視力を失っていたのだ。以来、ずっと自分を責めてきたという明香里。だが、彼女の告白を聞いた塁は、彼だけが知るあまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた──。(公式サイトよりhttps://gaga.ne.jp/kiminome/#story)

 

 

 

嘔吐恐怖症の方は観られる??子どもと一緒に観られる??

 

嘔吐表現ありません。飲酒シーンも体調不良シーンもありませんが、地下格闘技のシーンが血だらけで、血を吐いたいるようにも見えました。

 

映倫では特に年齢制限を設けていませんでしたが、Netflixでは暴力的な表現があるため13歳以上の鑑賞を推奨しています。私個人的にも横浜流星さん演じる塁の過去の繋がりや地下格闘技などのシーンを小学生に見せるのは恐怖心も抱きそうなので、ある程度暴力的な映像を別のドラマやアニメなどで耐性のある中学生くらいからなら一緒に観られるかなとは思います。ちなみに、ベッドシーンはなく、キスシーンはありますが爽やかなものなのでそれほど気まずさはないかと思います。ただ、吉高由里子さん演じる明香里職場の上司から押し倒されるシーンはあります。(カーディガンがはだける程度です)

 

 

ネタバレあり感想

 

チャールズ・チャップリンの『街の灯』にインスパイアされた韓国映画の『ただ君だけ』を原作として制作されたというこの『きみの瞳が問いかけている』を原作は未鑑賞の状態でNetflixにて観ました。

かなり切ないラブストーリーで、吉高由里子さん演じる明香里は自分の運転した車での事故で両親をなくし、自分も失明してしまったとは思えないほど明るく、人懐っこさがあります。

元々仲良くしていた駐車場の管理のおじさんと勘違いしたことから横浜流星さん演じる塁と出会い、勘違いから”おじさん”と呼び、”ハンサムじゃないんだろう”と冗談を言ったりしますが、この設定じゃないと行われない会話にくすりとするほっこりシーンがありました。

ただ、障がいがあることで転職が難しいことを利用した上司が自宅の前で待ち伏せをしてレイプ未遂に遭ったり、塁の前科や孤児院時代に一緒だっただろう地下格闘技や詐欺をしている集団に執着されたり、明るく見える明香里も自分の起こした事故で両親の命を失ってしまったことに自責の念から手術をすれば自分の視力が改善される状態ということを知りつつ治療を受けずにいたり、その事故の原因が塁の前科に関係ある事件を目撃したことだと塁が気づいてしまったりと切なく、苦しい場面が多々あります。

ラストは奇跡的に2人は再会し結ばれてホッとしましたが、塁が身分証を捨てた後に襲われたため名前が変わり、おそらく足が不自由になった?状態ですが、明香里も遠くは引っ越していなさそうだし、また見つかってしまうのでは??それとも身体が不自由になった塁にはもう用はないから安心なのか??と感じてしまいました。

 

悲しい場面もたくさんありましたが、横浜流星さんの格闘技シーンが多くあり、めちゃくちゃかっこよかったです!!そして、チェリまほを観ていた私としては、町田啓太さんのギャップに嫌いになりかけるという、、🤣

横浜流星さんのファンの方は観ているかもしれませんが、ちょっと気になるかもくらいでまだ観ていない方に是非オススメしたいです。

 

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