ゆる

原作はコミックスで、アニメ化もされており2020年に山﨑賢人さん、高畑充希さん主演で公開された『ヲタクに恋は難しい』を鑑賞したので、軽度嘔吐恐怖症で、2児の母の私がご紹介します。

あらすじ

26歳OLの桃瀬成海は、転職先の会社で、幼馴染の二藤宏嵩と再会する。ルックスが良く仕事もできる宏嵩は、実は廃人クラスの重度のゲームヲタク。そして成海もまた、 マンガ・アニメ・BLをこよなく愛する隠れ腐女子であった。周りの人々にヲタクだとバレる「ヲタバレ」を何よりも恐れている成海はその本性を隠しており、真実の自分をさらけ出せるのはヲタク友達の宏嵩の前だけ。会社が終われば２人はいつもの居酒屋でヲタ話に花を咲かす。男を見る目がない事を嘆く成海に対して宏嵩は「ヲタク同士で付き合えば快適なのでは？」と交際を提案。こうして２人はお付き合いすることに。お互い充実したヲタクカップルライフを始めるはずだったが、時に恋愛とは我慢、妥協、歩み寄りが必要なもの。＂恋愛不適合＂な２人には、数々の試練や困難が待ち受けていた！(公式サイトよりhttps://www.wotakoi-movie.com/story/index.html)

嘔吐恐怖症の方でも観られる？？

嘔吐シーンは一切ありませんが、居酒屋シーン、飲み会、サシ飲みシーンなどの飲酒シーンがあるので、苦手な方はいるかもしれません。

子どもと一緒に観られる？？

映倫では特に年齢制限は設けられていませんが、Netflixでは言葉づかいの点で13歳以上の鑑賞を推奨していました。

特に残虐なシーン、過激なシーンはないので、アニメなりゲームなりが好きなお子さんだと一緒に観ても楽しめるかと思います。

Netflixで懸念されている言葉遣いの乱雑さも、中高生なら気にならない程度かと思います。

ネタバレあり感想

途中までですが、原作も読んでいてアニメも観ていたので、実写映画も興味があり鑑賞してみたのですがびっくり！！まさかのミュージカル形式！！

始め高畑充希さんと山﨑賢人さんが歌って踊り出したときはオープニングだけ？これから続くの？？と正直ミュージカルに苦手意識のある私としては思いましたが、元ピーターパンということもあり、高畑充希さんは圧巻の歌唱力ですし、山﨑賢人さん、菜々緒さん、斎藤工さんなど普段歌って踊るイメージのない俳優さん達の歌唱シーンをみることができる貴重な機会でした。

アニメキャラのグッズやコスプレが出てきたり、ゲームをしているシーンが多数あるので、そういった趣味がある方は観ていて色々と発見することができ、面白いと思います。

あまり福田監督の作品をみる機会がなかったのですが、これが福田作品か！！という佐藤二郎さんを始めとしたメンバーのコメディ満載でした。

不器用で口数が多いわけではない山﨑賢人さん演じる宏崇が高畑充希さん演じる成海のことを真っ直ぐに想っている様子にきゅんきゅんが止まりませんでした。漫画の実写化なので多少設定に不自然に感じる点があったり、突然始まるミュージカルに驚いたりとありましたが、素敵なきゅんシーンが観れたので観てよかったです。