軽度嘔吐恐怖症で2児の母でもあるわたしが今回は、『左様なら今晩は』という映画をNetflixで観たのでご紹介いたします。2人の可愛いやりとりが素敵な深夜にゆったり観られる映画でした。個人的には萩原利久さんは時間に巻き込まれてがちで、一癖あるぶっきらぼうな若者を演じたら最強な役者さんだと思っていたので、今回の映画を機に更に気になってしまいました。
あらすじ
同棲していた恋⼈に振られた陽平(萩原利久)の部屋に、突如姿を現す幽霊の愛助(久保史緒里)。ずっと部屋に住む陽平のことを観察していたという愛助は、「優しいふりして⾯倒な事から逃げているから、恋⼈にも逃げられた」と、いきなり上から⽬線でダメ出しをする。かと思いきや、⽣きている間に恋愛を経験しなかった愛助は、男⼥が“付き合う”ことに興味津々で、陽平に質問攻めの毎⽇。
最初は煙たがり、何とかして愛助を除霊しようとする陽平だが、⼈間の⼥の⼦と変わらない愛助との時間に居⼼地の良さを感じ始める。
一方、陽平に想いを寄せる同僚の果南(小野莉奈)は、陽平の身に起こる異変に気づき始め……?(公式サイト:https://sayokon-movie.com/)
嘔吐恐怖症の方は観られる?子どもは何歳くらいから??
嘔吐シーンないので安心して観られます。自宅での晩酌シーン数回と1度会社の飲み会のシーンはありますが、そんなに長くなくお酒に飲まれている人もいませんでした。
幽霊はでるものの、ホラーでもなく、特殊メイクやおどろおどろしいようなシーンもありません。ただ、何故か幽霊はノーブラという発言が何度かあるので気になる方は中学生以降とかでもいいかもしれません。
ネタバレありレビュー
優しいけど何も考えずに謝ってしまうような、冴えないサラリーマンが2年の同棲の末彼女に出ていかれ、残った部屋に現れたのは白い服の幽霊。
めちゃくちゃ会話できるし、何故かどんどん触れられるようにもなるし、全然怖くなくてむしろ可愛い幽霊の愛助(わずかな記憶から陽介が命名)とどんどん距離が縮まっていくのがかわいくて。
ほんわかできゅんきゅんな2人のやりとりが好きでした。
ラストは転生した愛助と映画館ですれ違うも陽介は気付かない。一応数十年後の設定のようですが、陽介の分け目が変わったくらいなので、そんなに歳をとった感覚がなく混乱しました。
幽霊ゆえの切なさあり、初心なきゅんきゅんありの新感覚のほんわかラブストーリーでした。
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