ドラマでもあった『架空OL日記』が映画になり2020年に帰ってきた!私はこのなんとも言えないリアルさがあるバカリズムワールドが大好きなので、Netflixにて再鑑賞いたしました。軽度嘔吐恐怖症で2児の母である私がご紹介いたします。
あらすじ
憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。眠気に耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。(公式サイトよりhttps://www.kaku-ol.jp/about/index.html#story)
嘔吐恐怖症の方は観られる??
嘔吐シーン、体調不良シーン、泥酔シーンありません。
時々飲酒シーンはあります。
大抵の嘔吐恐怖症の方は安心して観ていただけるかと思います。
子どもと一緒に楽しめる??
過激なシーンや残虐なシーンはないので、映倫でも特に年齢制限は設けていませんが、集まっては上司の悪口連発なので、お子さんの教育上はよろしくないかもしれません、、、
このゆる〜いOLの日常を面白く感じるのは、あるあると共感できるようになってからかなぁとも感じてしまいます。
こんな方にオススメ!!
✳︎ゆる〜い日常ものが好き
✳︎OLのリアルな日常を観たい
✳︎同性でぐだぐだ話している時間が好き
✳︎OL経験がある
✳︎会社の上司にこっそりあだ名をつけて同僚と悪口を言ったことのある方
ネタバレあり感想
これは好き嫌いが分かれる映画というか、過激でも残虐でもないけれど、事件という事件も全く起こらず、これを面白いと思えるかどうかは、この映画の大半である会社の親しい先輩や後輩、同期と上司の悪口で盛り上がった経験があるかということかと思います。
小峰様のキャラが最高にカッコよくてこんな先輩欲しかったし仲良くなりたいー!!と思わせてくれましたし、個人的には新卒で入っていた会社の先輩が酒木さんにそっくりだったので、どこか懐かしく感じました😂
義理チョコを配るとき何となくカッコつけて受け取る男性社員、給湯室のスポンジをすすいで絞らない人、疲れていて真っ直ぐ帰りたいときに限って帰りにラーメンを誘ってくる上司など、どれも些細なことだけれど毎日一緒に働いていると何となくイラッとしたり、モヤっとしたりして、同僚と愚痴を言いながら盛り上がってしまう。会社の食堂や近くの飲食店で話すからバレないように、名前と関係ないあだ名をつけるところまで再現度完璧で、どこのOLもやってるのかな?バカリズムさんOLだったことある??と感じるくらいでした。そんなあるあると笑えてくる日常満載で、ゆる〜く観るにはちょうどいい映画でした。
ラストはあくまでもこれは”架空”OL日記だというように、偶然小峰様の結婚式会場の近くを歩いているバカリズムに吸い込まれるように”私”がいなくなり、そのまま初めから”私”なんかいなかったように、同僚たちの日常は続いていくような感じがドラマと同じラストでありながらとても寂しく感じました。
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