【花腐し】さとうほなみさん体当たり演技に驚愕

は行

 

わたし
ゆる

2023年綾野剛さん主演で公開された『花腐し』を何も前情報なくNetflixにて鑑賞したので、軽度嘔吐恐怖症、2児の母の私がご紹介します。

 

 

あらすじ

 

斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。
梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。(公式サイトよりhttps://hanakutashi.com/#intro)

 

 

 

嘔吐恐怖症の方は観られる??子どもと一緒に観られる??

 

嘔吐シーンあります。

柄本佑さん演じる伊関とさとうほなみさん演じる祥子の出会いのシーンで、祥子が劇団員の先輩から飲まされトイレで嘔吐しているところをその居酒屋でアルバイトしていた伊関が掃除にくるというものでした。ブツ自体は映っておらず、さとうさんもハンカチで口を抑えたり洗面所に向かったりという様子で、苦手なシーンではありましたが、音や声がリアルではなく感じました。

ただ間違いなく嘔吐シーンがあり、飲酒シーンも多いので嘔吐恐怖症の方にはオススメできません。

 

映倫でR18のため未成年の鑑賞はできません。かなり過激なベッドシーンばかりなので、親子どころか人と観るのは私は気まずく感じます。少なくとも成人した子どもであっても親子での鑑賞には向いていない作品かと思います。

 

 

ネタバレあり感想

 

何も前情報なく観たためモノクロの映像で映画が始まったときはモノクロ映画なのか?と驚きましたし、モノクロの映像を観る機会があまりなかったため中々見慣れず、正直観にくさすら感じました。

しかし、さとうほなみさん演じる祥子との過去のシーンになった途端突然と画面は色づき、それで今までの映像がモノクロだった意味を知らせるという演出がとても素敵でした。それと同時に私は誰かを失ったときにこころの色を失ってしまうような強烈な恋愛をしたことがあっただろうか、、、とすら考えてしまいました。

 

ピンク映画の監督の栩谷と脚本家の伊関、ひょんなことから出会った2人が愛した人はまさかの同じ人物。伊関と一緒にいたころは上京したてで女優という夢を追う祥子、栩谷と一緒にいた頃は売れないピンク映画の女優となっていた祥子。

同じ人物の話をしているのにどこか違くて、それでもやっぱり同じで、、、

 

この映画で衝撃だったのは、綾野剛さん、柄本佑さんの体当たり演技もそうですが、さとうほなみさんのベッドシーンの多さです。こんなに濃厚なベッドシーンをされている方だとは思わず、、、かなり衝撃でした。

 

ラストシーンはかなり余韻が残るようなものとなっており、そもそも伊関なんて人はいなくて栩谷がつくりだした幻想??パソコンに書かれた栩谷と伊関が祥子のことを話しているという脚本の中の栩谷が祥子にかけた言葉を何度も書き直すも現在は変わらないと愕然とするシーンが印象的でした。

全体的に薄暗く、過激で寂しくてかなり大人な映画です。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました