
疲れた夜に頭空っぽにして観たい映画といえば『地獄の花園』です。軽度嘔吐恐怖症で2児の母の私目線でご紹介いたします。
あらすじ
花園のようにも見える華やかなOLたちの職場。そこでは実は地獄のような派閥争いが行われている……。
素敵なOLライフを夢見る普通のOL直子(永野芽郁)の職場にカリスマヤンキーOL・蘭(広瀬アリス)が中途採用されたことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。地上最強OLの座をかけた戦国時代の幕があがる中、果たして直子は素敵なOLライフを掴み取れるのか。(公式サイトよりhttps://wwws.warnerbros.co.jp/jigokumovie.jp/about.html)
嘔吐恐怖症の方は観られる??
嘔吐表現はなく飲酒、体調不良もありません。
ただ、殴り合いをしたときに血を口から吐くといったシーンがあります。
子どもと一緒に楽しめる??
過激なシーンや残虐なシーンはありませんが、暴力的なシーンは多々あります。主人公の直子の心の声でヤンキー漫画だと、、、のようなシーンが度々あるので、そういった映画や漫画を読んだ経験がないと意味がわからなく面白く感じないかもしれません。
こんな方にオススメ!
✳︎最高にバカバカしい映画が観たい
✳︎考察とか考えたくない
✳︎永野芽郁さんを始めとした出演者達のアクションシーンを観たい
✳︎バカリズムワールドが好き
✳︎ヤンキー漫画や映画を観たことがある
ネタバレあり感想
バカリズムさんの作品はほとんど観ているといっても過言ではないくらいバカリズムワールド大好きな私なのですが、実は今回初めて観たのがこの『地獄の花園』でして、バカリズムさんが本人もコメントしているようにまさに”1番バカバカしさに振り切った面白い作品”でした。
いつもふわふわかわいい永野芽郁さんはまさかのヤンキー一家で普通のOLに憧れてはいるけれど桁違いに強い直子だし、転職してきたカリスマヤンキーの広瀬アリスさん演じる蘭は自らヤンキー漫画の主人公のように演じていた負けず嫌い全開ヤンキーだしで、何よりトムスンという会社のヤンキーOL軍団がガーターベルトの遠藤憲一さんでその下にいるのも丸山智己さん、松尾諭さん、勝村政信さんでいやいやOLじゃなくておじさんだし!!と初見で間違えなく感じますが、作中では誰もツッコミません。まるで女性であることが当たり前のように流れていき、観ているこちら側も気がつけばヤンキーOL一派として観ています。
ラストは地上最強のOLと呼ばれ伝説だらけの小池栄子さん演じる鬼丸麗奈を直子が倒し、その後特訓した蘭が倒し、直子と蘭でタイマンを張るも直子が勝利、地上最強のOLは直子に。しかし勝ったと思ったら傷だらけの蘭に寄り添っていたのは直子が思いを寄せていた同僚で、、、負けた、、、となる直子といった感じでしたが、もうこの2人仲良しには戻れないのでは?とは思いました。ただ昔からヤンキー漫画では拳を交わして仲間なるというようなセオリーがありますしね、そこはわかりませんね。
最高にくだらなくてバカバカしくてツッコミどころ満載の映画ですが、たまにはこんな何も考えずただ笑える映画もいいかなと思いました。
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