大ヒット原作を映画化した『変な家』をレンタルにて鑑賞いたしました。軽度嘔吐恐怖症で2児の母の私がご紹介いたします。
あらすじ
オカルト専門の動画クリエイター・雨宮はマネージャーから、購入予定の一軒家の間取りについて不可解な点があると相談される。そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者であるミステリー愛好家の設計士・栗原に意見を聞いてみることに。間取り図から次々と浮かび上がる奇妙な違和感に、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。そんな中、その家のすぐ近くで死体遺棄事件が発生。事件と家との関連を疑う雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、その家に心当たりがあるという人物・宮江柚希から連絡が来る。(映画.comよりhttps://eiga.com/movie/99694/)
私が観たのはこのサービス!!
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嘔吐恐怖症の方でも観られる??
嘔吐表現、飲酒、体調不良のシーンありません。
嘔吐恐怖症の方でも安心して観ていただけるかと思います。
子どもと一緒に楽しめる??
映倫では特に年齢制限を設けていません。
ただ、過激なシーンはないものの、遺体損壊シーンは複数回あり、ホラーテイストも含まれていることから、個人的には中学生以下のお子さんの鑑賞は推奨できないかなと思います。
どんな方にオススメ??
✳︎住む予定もない間取り図を見て妄想したことがある方
✳︎ゾクゾクする話が好き
✳︎間宮祥太朗さんが好き
✳︎ヒット作を手軽に楽しみたい
ネタバレあり感想
この『変な家』に関しては、小説は未読なのですが、漫画では読んでおり、大体の作品の雰囲気や内容は知っているつもりでした。
ただ、キャストを含めて私が想像していた『変な家』とは違い、ただ原作未読でコミックスで読んでいるので、そちらが違うのかも、、、??と思いながら鑑賞していました。
そういったこともあり、原作ファンの方にはオススメできないかもしれないと思っております。
私は間取り図を元にしたミステリーのように考えていたのですが、なかなかのホラーテイストで、基本的にミステリー、サスペンスは好きでもホラーは苦手で、ジャンルがホラーとなっている映画は観たことなく、貞子すらもよくわかっていない程なので、慣れるまでは途中でやめて昼間に観なおそうかと思っていた程でしたが、次々と変わる展開に気がつけば怖いながらも釘付けになり、最後まで鑑賞していました。
まず、主演の雨宮を演じている間宮祥太朗さんがいい意味で顔圧がすごく恐怖感や緊迫感を強く感じ観ているこちらまでハラハラしっぱなしでした。(私が読んでいたシュッとした細身の長髪男性でした)
今回の映画で、雨宮は閲覧数の下がっているホラー専門の配信者ということもあり、配信のため、途中からは川栄李奈さん演じる柚希の姉一家を救うために、明らかに危ない案件に誰の忠告も聞かずにグイグイ入っていくのに、ヒヤヒヤしました。
昔から続く柚希の本家の言い伝えから始まる、殺人の連鎖。姉の綾乃は高校生の時点で付き合っている慶太に話すほど家の状況を理解していたにもかかわらず、さほど歳の離れていなさそうな柚希は本家や本家の人間を不気味に感じながらも状況を一切知らずに大人になったようで、姉妹でその違いはなんだったんだろう、、、と感じました。
そして、ラストのあの状況で行方不明になった慶太さん、、、不思議すぎるーまだ生きてる系??
柚希と綾乃のお母さん役の斉藤由貴さんも本家から遠ざけたり、いざという時に車で迎えに来たりと良いお母さんなのですが、雨宮が真相に近づきそうになると薬を盛ったり、ホームレスへボランティアをしているかと思えば、左手儀式に使うためだったりとかなり秘めた狂気を持ち合わせており、本家が燃え、当主一家がいなくなったとき、もう終わったかのようにみえた悪しき習慣。それも、最後の綾乃と母親の会話で全然終わっていなかったことを知ることになるのです。
スッキリ解決したような、まだまだ何も終わっていないような、そんな不思議な余韻を残し、観終わった後に自分の家の間取り図を確認したくなるそんな映画でした。
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